初文楽観劇

今日は今年初の文楽観劇をしてきました。
演目は「花競四季寿」「平家女護島」「摂州合邦辻」

どれも面白かったです。

中でも「摂州合邦辻」が俊徳丸の話だったのでとても興味深く観ました。
女性セブンの連載『お多福来い来い』の第一回目で取り上げた「弱法師」が元になってる作品です。

『お多福来い来い』で時々落語の解説をしてくださってる釈徹宗先生によると「弱法師を元にした作品は落語、文楽の他に歌舞伎やお能もあるので、是非コンプリートしてください」とのことでした。

落語の「弱法師」は主人公はどうなるのだろう?とハラハラしながら聞いてましたが、最後はどうなるのかわからない感じで終わってしまうのですよね。
文楽版の俊徳丸の話は…「なんて文楽らしい展開!」という内容だったのですが、ちゃんと話が終わっていて一応ハッピーエンド?になってるので「良かった。面白かった」と言える感想でした。

この演目、もう一回観られる機会がありますので、次はもっと深く掘り下げられるように観てきます。
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ちかえもん

テレビドラマの「ちかえもん」を見ました。
去年、初めて文楽を観てハマってから、私の中で近松門左衛門はスタアです。
近松作品はまだ「曽根崎心中」と「国性爺合戦」の2本しか観てないのですが、どちらもとっても大好きでハマりました。

私が「最近、文楽にハマってるんです」と言うと「歌舞伎も面白いですよ。観に行きましょう」と誘ってくださる人が何人かいるのですが、私は今まで歌舞伎を観てもときめいたことがないんです。
でも、「歌舞伎はこんなに面白いですよ」と熱弁されると「観に行ってみようかなあ」と思ってしまうんですけど、でも何か違うんだよなあとモヤモヤしてたら、ドラマの「ちかえもん」の中で近松門左衛門が「ワシは人形が好きなんや!」と言ってるのを見て「ああ、そうか。私も人形が好きなんだ」と思いました。

文楽の魅力のひとつは人形が演じるから面白い、というのがあるんですよね。
来週はドラマに「曽根崎心中」のお初が出てくるようなので、とってもたのしみです。
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