取材とか講演とか…

最近また「ツレうつ」の取材を何本か受けました。
今までにもうつ関係の取材は受けていますが、なんていうか、どう説明してもわかってくれない人が時々いて悲しくなります。

うつ病のことを記事にするのはとても慎重にならないといけないと思うのです。
病気のことを知らない人には「あ、こういう風になるんだ」ってわかって欲しいし、病気の人が読んでも「そうか、こんな風にしていけばいいんだ」ってアドバイスになるような感じの記事になってると理想的だと思うんです。

でも、うつ病は「自殺したくなる」「性格が変わる」「人と違ったことをしてしまう」「攻撃的になる」などの普通の病気とは違う症状があります。
そういう部分だけを大きく取り上げて記事にされるのはちょっと違うと思うんです。

取材された記事は毎回掲載される前に私の手元に届いてチェックするのですが、今日届いた原稿はあまりにも悲しくなる内容で怒りで涙が出そうになりました。
「どうしてこういうこと書くのかな?読んだ人の気持ち考えて書いてないよね?」という内容……。すごくつらくなりました。

なんかもう、こういう記事書かれるとうつ病の取材受けたくなくなります。
今回のこの取材は引き受けたことをすごく後悔しました。

それから今は講演活動はすべてお断りしていて、メールフォームのところにも書いてあるのですが、それでも「断ってるというのはわかってますがあえてお願いします」と、依頼のメールが来てすごく困りました。
お断りしてることはあえてお願いされてもお断りしますので、どうかご理解ください。
とりあえず日記 | - | -