雨が降っています

雨が降っていてボーッとしてると、ついうとうとしてしまいます。



お仕事が何もなくなってしまいました。お仕事を探しに行こうにも世間はあさってからゴールデンウィークなので今は何もせずボーッとしていようということになりました。そんなわけで毎日温泉行ったり、お友達と遊んだり、お昼寝したりしてます。こういうのがフリーでお仕事してる時の醍醐味だけれど、外は雨だしボーッとしてると「この先大丈夫なのかな?」って考えてしまったりもします。

「ツレがうつになりまして。」は増刷にはなったけど、本屋さんには置いてないらしいし、なかなか厳しい状況のようです。表紙も良いし、中身もおもしろいと思うのになあ。私としては渾身の 力を入れて描いた作品だけにとても悲しいです……。

やっぱり世の中はまるっきり明るい話でないとダメなのかなあ、と思ったりもします。でもマイナスの部分も認めてこそ強く生きていける力になると思うのだけどなあ。

外は雨が降っていてなんとなくゆううつな気分になってしまうのでした。

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とりあえず日記 | - | -

うっとり下着川柳、井の頭線車内中吊り広告の日程変更のおしらせ

担当さんから連絡が来て、今日予定していた「うっとり下着川柳」の井の頭線車内中吊り広告は日程変更になったそうです。 日程ははっきり決まっていませんが、ゴールデンウィーク前後になるとのことです。
漫画のお仕事 | - | -

こっち向いて星野君!

ミシシッピチズガメ星野

新しいデジカメを買ったのと、お友達が遊びに来たこと。



今日は、イグアナ友達のきみどりさんが遊びに来るので朝からずっとお掃除をしました。2ヶ月くらいずっとお掃除をしていなかったのでほこりがいっぱい出てくしゃみが出ました。でも、なんとか片づくものですねえ。久しぶりにキレイになったお部屋は気持ちがよいです。

お昼前イグアナ友達のきみどりさんが来ました。でも、うちの「俺様イグ大王」はまだ発情期をひきずっていて、今日も私たちは追いかけ回されていました。お客さんが来たのでどんな反応をするのかなあ?と思っていたらやっぱり猫かぶりになって「僕ってこんなにおとなしいの」とおとなしくしていました。

けれども、きみどりさんがイグアナに慣れているというのを感じ取ったのか数時間すると「オラオラ、オマエら俺様にひざまずけ」と威張りだしました。

あまりにもムラムラして怪しくなってきたので、ダッチワイフのくーちゃんを隣の部屋に投げ込むとイグは「俺の女!やらせろー!」と追いかけてすぐ交尾の態勢に……。そのすきを見てふすまを閉めてしばらく隔離したのでした。

イグアナを飼ってるきみどりさんだからこんな状況をお見せできますが、普通の人が見たら怖がるだろうねえ、と話しました。普通イグアナの発情期は冬だけなのに、うちのイグは何故か春になってもムラムラします。恥ずかしい姿をきみどりさんに見られてしまった情けないイグなのでした。

写真はうちのチズガメの星野君です。新しいデジカメを買ったのでカメラを向けたらこっちを向いてくれました。星野君は人間に慣れていてかわいいです。

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うちのペット様 | - | -

おかべあけみさんの俵壷

俵壷

浦安のギャラリーどんぐりころころさんでカエルの絵の俵壺を買いました。



「俵壺は李朝のデザインなの。李朝家具とか、あるでしょう。あの李朝。」と、おかべさんに教えてもらったのですが、李朝がなんなのかよくわからないので、やっぱりよくわかりませんでした。

別冊太陽の李朝の特集号に詳しいことが載っているそうなので図書館で調べてみます。

この壺はカエルの裏側がアメンボの絵で脇にアザミの絵が描いてあります。カエルの絵柄が素朴でかわいい感じだったのですぐに気に入りました。

俵がなんとなく五穀豊穣とか豊かなおめでたいイメージだったので、縁起の良い壺だなあと思って買いました。ああ、こういうおめでたい感じの物に弱い私です……。

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どんぐりころころ | - | -

努力の積み重ねが運をよぶ

絶対にあきらめてはいけない。たとえ運が悪くても努力の積み重ねが幸運を呼ぶのだ。



今日スカステ(※)でブロードウェイミュージカル「ジキルとハイド」をやってたのでぼーっと見てしまいました。最後のインタビューで主役の人が言っていた言葉です。

「たとえ運が悪くてもあきらめずに努力を続けること。それがいつか幸運をよぶ秘訣だ」というような言葉でした。その人はずっと主役がもらえなくてやっとこのミュージカルで主役をもらえて幸運を手にしたということでした。

なんかすごーーく、心に響きました。私、運が悪いのです。自分でもイヤになるくらい運が悪いのです。なんとか良い運を呼びたくて福助さんとか招き猫とか「福招きグッズ」があるとつい買ってしまってウチの中はそんなグッズであふれています。

最近ちよっと運が悪くてガクッと来ていたので「あきらめちゃいけないんだな、努力を続けよう」と思いました。ありがとう、ブロードウェイの人!

(※スカステ……SkyPerfekTVのチャンネル「宝塚スカイステージ」の略。一日中宝塚歌劇のステージや情報が見られる)

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アーティスト精神探訪

お仕事が一段落しましたー。



お仕事が一段落ついたので、気分を変えたくていきなり駅前に出来た美容院を予約して行ってしまいました。「どんな風にしたいですか?」と聞かれ「軽くして下さい。そしてあとはおまかせします」と言いました。はじめて入ったお店だったし、美容師さんだってアーティストなんだから、自分なりにやりたいことがあるだろうと思い、その美容師さんのアーティスト精神はどんなものか見てみたいと思いました。

そして約2時間半後、完成した私のヘアースタイルは、毛先が少しくるっと巻き髪で前髪がふわっとなってる、お嬢様タイプの髪型になりました。少女漫画の主人公のような髪型でした。

なるほど!この人は私を見てこんな風な髪型にしたかったのか!確かに私にはお嬢様タイプの髪型が似合います。それなりに黙ってしゃべらなければ「あの人はどこのお嬢様?」と言われる雰囲気はあります。なかなかはずれてはいないぞ!

ということで、なんだか社会勉強したみたいで楽しかったです。ふだん家にいることが多いので、人のお仕事ぶりを見るのは楽しいですね。

今やってるお仕事ともうひとつを終わらせたらしばらくヒマになるので、ゴールデンウィークあけにはまた持ち込みとか行こうかなあ?ゴールデンウィーク中はネタを考えよう!次に向けてがんばるぞ!

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オタクな夫婦

私とツレ、隣の部屋でお互いに別々の趣味にはまってる生活です。



ツレは長年のクラシックおたく。曲を聴いただけで指揮者、演奏している楽団などを言い当てられるくらいのクラシックマニアです。なので、毎日毎日クラシックを聞いてます。

私は今は宝塚おたくになってるので、毎日毎日スカイステージで宝塚の公演や情報番組を観ています。

うちは隣同士のふすま1枚へだてたせまい部屋で、ずーっとクラシックと宝塚の二重奏が響き渡ってます。たぶん普通の人はうんざりする部屋でしょうねえ……。しかも私の部屋はがらくた骨董と雑貨でものすごく狭くなってるし、ツレの部屋はクラシックのCDとDVDと音響機器で狭くなってます。どーゆーふたりなんでしょうねえ……ホントに。

「うっとり下着川柳」ですが、おもしろい宣伝をするようです。新宿紀伊国屋(南口店)と恵比寿の有隣堂では本物のブラジャーを宣伝用ポップにして本のところに飾るらしいです。それから25、26日(だと思う。まちがってたらごめんなさい)の2日間に井の頭線で社内中吊り広告を出すそうです。私は井の頭線はちょっと乗る機会がないので、ご覧なった方がいたら教えて下さいね。

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とりあえず日記 | - | -

新雑誌「Beth」

講談社から11月に新しい雑誌が創刊されます。 キレイ系オタクの女の子のためのコミック雑誌「Beth」 私もこちらで描かせていただくことになりました。

「Beth」のHPがオープンしましたのでお知らせします。 まだトップページくらいしか出来ていませんが見に行ってみてください。本格的なオープンは5月10日になるそうです。その時、またお知らせしますね。

「Beth」のサイト http://bethnet.jp
漫画のお仕事 | - | -

うっとり下着川柳のお仕事

うっとり下着川柳とまぐ

「うっとり下着川柳」という本のイラストのお仕事をしました。下着メーカーのトリンプが募集したおもしろい下着川柳をまとめた本です。思わず「これ、わかるわかる」と笑ってしまうような川柳ばかりですので本屋さんで見かけたら読んでみて下さいね。ハート型のしおりもかわいいです。 4月17日発売 かんき出版刊 定価1,000円+税

ちなみにこの写真に写ってるのはイグのお嫁さんの「まぐちゃん」です。まぐちゃんも女の子、下着に興味があるんですね(笑)
挿絵のお仕事 | - | -

フラワー通りのライブイベント

フラワー通りライブ

浦安フラワー通りでライブイベントがありました。



ライブは1時半からはじまったのですが、お仕事が一段落してから行こうと思っていたら3時近くになってしまいました。でも、ちょうどその時間くらいから石岡雅敬君のライブだったのでグッドタイミングでした。毎年フラワー通りで石岡君の歌を聴くと「ああ、1年たったのだなあ」としみじみします。

石岡君のお手伝いに聞いてるバックバンド「ペケレベツ」の梶君が大好きで、梶君の歌は「ただ歌ってくれるだけで人をなごます天使系」だなあといつも思います。

でもでも、今日は寒かったです!1時間歌を聴いただけでギブアップ!体がすっかり冷えたので帰ってきたらお風呂に入って温まりました。

おとといの朝日新聞が効いたのかお客様もたくさん来ていらっしゃるようでした。よかったですねえ。

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とりあえず日記 | - | -

どうして私は病気にひっぱられなかったか

「ツレがうつになりまして。」を読んだ方とお話する機会がありました。



今日お会いしてお話した方もうつ病に関わっている方でした。その方に「貂々さんはどうして病気にひっぱられなかったのですか?」という質問をされました。家族にうつ病患者がいる人は病気にひっぱられて本人もうつ病になってしまう人が多いんだそうです。うつ病とまではいかなくても、うつ病患者とどうやって接していったらいいのかわからなくて、一緒には暮らせない……そんな風に思ってしまって悩んでいる人は多いんだそうです。

この質問をされた時、そうか、やはりうつ病って大変なんだなと今更ながら、改めて思い知らされた気がしました。

うーーん、私は本に描いた通りなんですね。なんですけども、やはりよく考えるとツレがうつ病になるまでがとてもイヤな時間だったんです。ツレは忙しくなった会社でいろんなことをガマンしながら会社に行っていて、その時の「僕はツライけど会社行くよ」というオーラがすごくイヤでした。特に月曜の朝がイヤでしたね。日曜の夜も。「あーあー明日会社か」というセリフが大嫌いでした。

私が全然売れてない漫画を好きなように描かせてもらってるのに、ツレはガマンして会社に行ってるということがイヤだったんです。私が好きなことをやってるのだから、ツレにも楽しく好きなことをやってもらいたいなって思ってました。

ツレのガマンがピークに達して私のイヤだなって気持ちがピークな時にお医者さんで「うつ病」の診断をされたような気がします。最初、ツレがうつ病と聞いて目の前が真っ暗になりました。えー、なんでー?うそでしょー?と思いました。

でもすぐに、イヤな思いをしてまで真面目に会社勤めしていたのに病気になってたんじゃしょーがないじゃん!と思って即刻「会社をやめなさい」と言ったのでした。その時はその後の生活の不安とかは全然頭になかったです。とにかく今、病気を治すことが先決!後のことはどーにでもなる!と思ってました。

そして、ツレが会社をやめて家で寝てばかりいる生活になってホッとしたんです。そりゃあ、家で1日中ゴロゴロしてる人がいると時にはうっとーしー!と思うこともありましたが、ツレが会社勤めしていた頃の「辛いけどガマンするよ」オーラがなくなっただけ私には気が楽になりました。

ツレはガマンをすることを美徳とする人だったような気がします。だから病気になるまでガマンをし続けました。男はガマンするモノと思っていたのかも。ツレは病気になってガマンしなくなりました。それはわがままになったわけではなく、普通に「イヤだな」と思ったことを「イヤだ」と言えるようになっただけです。でも、そうしてストレスを溜め込まず外に出せるようになったので良かったなあって本当に思ってます。

それで私はガマンをすることが大嫌いです。だからツレのうつ病にひっぱられなかったのかなあと思います。うつ病は看病や介護が必要な病気じゃないし、一緒になって私もウツウツとしててもしょうがないし、もーこーゆー病気なんだから仕方ないよと割り切るようにしてました。家族が一緒になって憂鬱になったって治る病気ではないですし……。ともかくツレがガマンをしなくなったこと(厳密に言うとできなくなったのですが)そちらの安堵感の方が大きかったのかも知れませんねえ。

うーんうーん、また考えてみます。

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本のお仕事 | - | -

私はうつ病を理解しているのか?

いろいろ考えたことはみんな書き留めておこうと思いました。



「ツレがうつになりまして。」という本を出す前に「うつ病の本を出すくらいなのだからあなたはうつ病を理解しているのか?」と聞かれたことがあります。

答えは「理解できてません」です。

うつ病は、なる時は風邪をひくのと同じくらい簡単に気が付くとなってしまいますが、病状は風邪とは違ってかなりやっかい。人によって病気の原因も症状も違うようですし、治るまでの年数やきっかけも違うようです……。そしてほうっておくと自殺という「死」につながってます。こんな病気理解なんて出来ません。

だから、もしかすると理解しなくていいんじゃないかなあって思います。複雑すぎてわかんないもの。

どうしてこの本を描こうと決めたのかは、いくら新聞やテレビで「うつ病は流行っている」と言われても、実際に家族や身近にうつ病の人がいない限りどんな病気なのかわからなかったから、ちょっとでも「うつ病ってこんな風になるんだ」ってわかってもらえるきっかけになるモノが作れたらいいなと思ったからです。私もツレがうつ病になるまではどんな病気なのか全然わからなかったです。

だけどうつ病はツレを見る限り、ならなくていいのなら未然に防いだ方がいいんじゃないかって思います。一度なってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまうパターンの方が多いようなのです。ツレも2年たちましたが、雨が降ったり季節の変わり目はやっぱりダメになってます。まだ人がたくさんいる所にも行けないですし……。

でも、ひとつだけはっきり言えることは、うつ病になるってことは必ず意味があることだと思うのです。ツレの場合はガマンしてストレスを溜めすぎていたこと、そして「自分はスーパーマンでなんでも思ったようにできるんだ!」という勝手な理想像を作って型にはめてしばりつけていたツケが回ってきたこと。 病気になってそういうことがわかりました。

うーん、なんていうかすごく勝手な言い方かも知れないけど、もしもうつ病になっちゃったら、それはそれで仕方がないかってあきらめるしかないと思うんです。つらいけど、それが現実。そして病気と長くつきあっていこうと決めて生活も病気にあわせて変えていけば気楽になれると思うんです。

もうコレと一生つきあっていくのか、と思ったら逆にじゃあどうやったら楽しく生活できるようになれるか?と前向きに考えられると思うんです。「今だけの辛抱だから」って思ってガマンの道を選ぶとしんどくなっちゃうし、結局は「今だけ」じゃなくなっちゃうのだから、楽に病気とつきあう方法を考えた方がいいのではないかと思います。

なんだか、私は結局、楽天家なのかな?

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15日のフラワー通りのイベント

イベントの新聞

15日にフラワー通りでライブをするイベントがあります。



そのことについての記事が今朝の朝日新聞ちば版に載りました。 この記事を見てたくさんの人がフラワー通りに来てくれるといいですねえ。

知り合いの編集者さんをフラワー通りにお招きするとみなさん「浦安にこんな古い町並みが残っていたなんてびっくりです」とおっしゃいます。フラワー通りのあたりは唯一、昔ながらの下町の風景が残っている通りだなあと思います。でも、それでもずいぶん「古い町並」はなくなって新しい町になってきています。町並は個人で残せる物ではないので、その辺はいろいろ難しいですね……。

いつも編集者さんに「この辺は昔、こんな感じでこうだった」と説明しながら歩くので「昔から住んでる人みたいですね」と言われます。歴史好きの私は浦安に引っ越してきて浦安の歴史に興味が出て資料館に行ったり、図書館に行ったりしていろいろ調べたのです。歴史のある町に住むのが夢だったので浦安は大好きです。

みなさんも是非、15日にフラワー通りをお散歩してみてくださいね。

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ファントム貯金

夏に向けてファントム貯金をしています。



6月23日から宝塚大劇場で花組公演「ファントム」がはじまります。6月23日〜8月7日までが宝塚大劇場、その後8月25日〜10月1日まで東京宝塚劇場で公演があります。もちろん両方行く予定です!

「ファントム」は「オペラ座の怪人」というミュージカルの宝塚バージョンです。ミュージカルなのできっとかっこいい寿美礼さんの歌がたくさん聴けるのではないかと今から期待でわくわくしてます。

さすがに宝塚の方は遠いし、宿泊費もかかるし、1回行ければいいかな?と覚悟しておりますが、東京の方はお金の許す限り見に行きたいです!そのために「ファントム貯金」をしています。チケットも可能な限りいろんな方法をみつけて入手しなければ……。

ちなみに、3月下旬、花組は大阪で公演をしていました。そちらは日帰りで見に行ってきました。そして4月上旬は東京公演をやってました。そちらは2回見に行きました。

私を宝塚の世界に引き込んだ「寿美礼ファンのお友達」は毎日見に行った……そうです。すごいなーすごいなー、ヅカファンは熱いなー。

来月は初「ベルサイユのばら」を見てきます!噂によるとオスカルがペガサスに乗って舞台を飛び回るらしいです。見てきたらご報告しますね。

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ツレがうつになりまして。増刷になりました

ツレうつ背表紙

おかげさまで「ツレがうつになりまして。」増刷になりました!



今日、担当さんから連絡がありました。とてもとてもうれしいです!みなさまのおかげです。ありがとうございます。これで、今まで置いていなかった本屋さんにも置かれるようになったりするそうです。本屋さんでみつからないという方は、本屋さんに聞いてみてください。そしたら取り寄せてくれると思います。

まだまだたくさんの方にこの本を読んで欲しいなあと思いますので、宣伝などよろしくお願いいたします。取材などもツレと一緒にお受けしますのでお気軽にメールにてお問い合わせ下さいね。

そして、まだ読んでない方がいましたら是非読んでみて下さい。みなさまの感想を総合しますと「おもしろくて泣ける本」です。

大変だったけど、この本を作って本当によかったです。 本当にありがとうございました。

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ワットパーラックローイ

スミマセン、日記じゃなくてメモです。

スーパーマリオブラザーズをネットで検索して偶然見つけたタイのお寺。気持ちの悪いセメント人形がまつってある。

リンク→こことか、こっちとか、こちらとか……。ちなみにスーパーマリオブラザーズはここの一番下です。

行ってみたい所。
将来の夢 | - | -

別冊コーラスのお仕事

東京金魚チェリーブロッサム

漫画のお仕事は別冊コーラスのお仕事のみになってしまいました。現在発売中の別冊コーラスに「東京金魚シリーズ8 チェリーブラッサム」が載っています。よろしかったら読んで下さい。
漫画のお仕事 | - | -

「やせるっす」のお仕事

やせるっす表紙

やせるっす細川貂々

ディノスから発売される「YRSERUS(やせるっす)」というコミック通販カタログのお仕事をしました。中身はほとんど漫画という通販雑誌です。



コンビニや書店で4月下旬発売です。300円です。

表紙の右上に貂々のカットが載ってます。がんばってダイエットしてる様子です。

中身は「福辻式スリムクッション」と「コンパクトマグネットバイク」を試した漫画を書きました。マグネットバイクは室内でこぐ自転車なんですけど、あまりにも便利で楽だったので買い取ってしまいました。

おととしダイエットをして7キロやせたのですが5キロ戻りました。今またダイエット中です。太るのはいろいろな意味でよくないです。脂肪がついてると冷えるし、代謝悪いとだるくなるし……。なので、毎日自転車こぎしてます。テレビを見ながらできるのがうれしいです。

興味のある方はご覧になってみて下さいね。タイトル通り「やせる」情報満載です。

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広告のお仕事 | - | -

病院で学んだこと

麩菓子

イグにかまれてから病院通いをしています。昨日イグにまた襲われて転んだ時、左手を床についてしまって激痛が走ったのですが、今日病院で傷口を見たらぱっくりひらいてました。先生に「これ、長引くよ」と言われました。



病院は9時から診察がはじまるのですが、受付は8時からはじまります。だから毎日7時半に家を出て8時の受付開始と同時に受け付けをすませてます。そうしないと長時間待たされて診察の順番が回ってくるのがお昼近くになっちゃうんです。

今日も同じように病院に行きました。診察がはじまる9時まで待合室でじっと待つのですが、その時の人間観察をするのが大好きです。毎日、いろーんな人が病院に来ていて見てるとおもしろいです。

今日は知らないおばあさんが隣同士で座ったのだけど、お互いがおしゃべりなおばあさんだったので井戸端会議がはじまりました。おばあさんは大きな声でしゃべるので何を話してるか丸聞こえです。

そのおばあさんの話を聞いて学んだこと

■お金持ちは突然死んではいけない。

あるお金持ちのご主人が突然死んだのだけど、死に方が布団から1メートルくらい出た所で倒れて死んでいたので、警察が来て親戚やら関わりのある人がみんな取り調べを受けたのだそうです。

別のお金持ちのご主人は火事で死んだのだけど、その時は3日間も身内が警察に呼ばれて取り調べを受けて、そのせいで近所に変な噂がたったので引っ越しをしなくてはいけなくなったのだそうです。

「うちのお父さんが死ぬときはぽっくり死にたいって言うけど、それだけはやめてね、まわりが大変だからっていつも言ってるのよ」とおばあさんは言ってました。ということは、お金持ちの家なのかな?

■昭和15年までに生まれた人はガマン強い

昭和15年までに生まれた人はガマン強いので「痛い」と言わない。だから病気や怪我の直りが遅いのだそうです。おばあさんによるとこれは「金子先生が言っていた」らしいのですが、何か根拠があるのかなあ?おばあさん達は「その時代に生まれた人は戦争を経験してるから」と納得していたけど、そうなのかな?

うちの母は昭和15年生まれだけど確かにガマン強い。母も飼い犬にかまれて大けがをしたのに病院に行かず、傷口がうんでしまって結局長いこと通院するはめになってる……。

病院はいろんなお話が聞けて楽しいです。

写真はおみやげでもらった「ふ菓子」です。「ふ」って書いてある缶がかわいい!ふ菓子もオシャレな時代なんですね。

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うれしかった感想

ツレがうつになりまして。の感想、さまざまな方から頂いております。ありがとうございます。



実際に何かの形で「うつ」と関わってる方からの感想、ほとんど関わってない方の感想、いろんな方からの感想が届いています。

ご自身が少しでも「うつっぽい」経験をされた方は、その時の自分と比較して「ああ、私もこんな感じだった。同じだ」と思ってくださった感想が多いです。

そしてご家族に「うつ」の方がいらっしゃる方からは「今までうつ病患者本人の書いた本か、精神科のお医者さんが書いた本しかなくて家族から見たうつ病についての客観的な本は、はじめて読むのでこの本に出会えて良かった」という感想。

そして実際にうつ病の方がまわりにいて、振り回されて大変な思いをされている方からのメールも頂いてます。(大変だけど振り回され過ぎずに前向きに進んで下さい)

みなさんの感想ひとつひとつが、私にとって、とても嬉しい感想でした。この場をかりてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

けれども一番うれしかった感想は「今までうつ病は「迷惑」ととらえてきた病気だったけど、この本を読んでうつ病患者自身の辛さが伝わってきていろいろと考えさせられた」という感想でした。

こういう風に感じてもらえたのが一番うれしいです。病気は本人が関わらない限り他人事なんですよね。これは仕方のないことです。でも、他人事なりにも少しでも理解してもらえることが出来たらいいなあ、病気のことを知ってもらえることができたらいいなあ、と思ってこの本を書きました。

あー、こんなにたくさんのいろんな人に感想をもらえる本が作れて本当によかったなあーーーって、今はシアワセです。 本当にみなさま、ありがとうございました。

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ももいろ荘の福子さん2

お父さん大キライ

「ももいろ荘の福子さん2 おとうさん大キライの巻 さく・村上しいこ 絵・細川貂々」 が完成しました!1巻と同じく赤い表紙です。今度の福子さんはちょこっとしんみりしたシーンあり、でも前作同様笑いアリ、で楽しめる1作です。全然関係ないですがイグも登場してます(笑)

発売日は来週半ば(11日か12日?)くらいだと思います。値段は950円+税です。どうぞ買って読んでみて下さいね。
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新しい季節のはじまり

4月に入り、生活がガラッと変わりました。



まず、毎日朝から晩までタカラヅカを見られる環境になりました。csのタカラヅカ専門チャンネルに加入したからです。今まではDVDを買うか、NHKでの放送を待たないとタカラヅカは見られなかったのですが、昨日からはテレビをつければいつでもタカラヅカの世界です。すばらしい……。

そして昨日は11回目のケッコンキネンビだったのですが、久しぶりに(前回病院に行ったのは平成15年の6月だった)イグにかまれました。おとといくらいから急に冬のような寒さになり、イグはまた発情期状態に逆戻りしてしまいました。イグがムラムライライラしていたので気を付けていたのですがちょっと油断をしたらかまれてしまいました。

かまれたのは左手の中指。かまれた瞬間は痛くなくて「かまれた」と叫びながら洗面所に走り込むのですが、その後の記憶はありません。傷口はだんだんとズキズキ痛んできて、ほっとくと血がどんどん出てくるのでフラフラして立っていられなくなり目も回ってきます。ツレが止血してくれたりいろいろしてくれました。

「肉がめくれてる。すぐに病院に行かなくちゃダメだ!支度して!」と言われてカーディガン着たり保険証持ったりしました。

「どうやって病院に行くのか?」とツレに訪ねたら「歩いていく!それが一番早い」というのでフラフラになりながら歩いていきました。うちから市民病院まで歩いて20分くらい。その間私は失神しそうになりながらフラフラ歩き、ツレは私の左手をずっと高く上にあげていました。

病院の救急受付に行き、すぐ傷の手当をしてもらいました。その時、冷静になってはじめて傷口を見たのですが、中指全体が縦にぱっくりさけて中の肉が見えていました。「ひー、こりゃひどい」と私も先生もびっくりしました。以前かまれた時うんでしまったので傷口は縫わずにそのまま消毒と薬をぬって終わりになりました。

帰ってきたら洗面所が血まみれになっていたそうです。

そんなわけで今はこの日記を右手だけで打ってます。かむことが愛情表現というのは本当に困ったものです。暴力をふるうだんなさんをもった気持ちです……。

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