昨日お会いしたライターさんに「てんてん放浪記」を是非描いて下さい、と言われました。
私の過去は本当にいい加減に歩んできていてどうしようもないのですが、昨日お会いしたライターさんにそのことを少しお話ししたら「是非マンガにしてください」と言ってもらえました。なんだかうれしかったです。
私は高校を卒業する時、もう二度と勉強はしたくなかったので大学には行きませんでした。かといって、なんで働かなくちゃ行けないのかわからなかったので就職もしませんでした。今で言うニートというヤツだったと思います(当時はプー太郎と呼ばれていましたが……)今思うとなんていい加減なヤツ!と思います。
でも田舎だったので近所の目とかがあるので、とにかく何かしなきゃなあと思い適当にアルバイトの面接に行きました。当時はバブルの絶頂期で面接すればすぐに仕事が見つかりました。ああ、やはりいい加減なヤツです。
アルバイトでパソコンの中身を作る流れ作業をはじめました。その時「アルバイトだと将来年金がもらえないから正社員になった方がいいよ」と言われ、正社員になりました。しかし、流れ作業はとても緊張したので精神的に疲れてしまい(いつものろまな私の所でベルトコンベアーが止まってしまうのです)退社。会社を辞める時に経理の人から「年金が受け取れますがどうしますか?」と言われ、もらえるものはもらっておこうと積み立てた年金を受け取りました。これって良かったのかな?なんか経理の人もいい加減ですよね?
その後、事務なら出来るかなあと思い、事務職に就職しましたが、上司が今で言うセクハラ課長でいろいろあり、退社。でもここで世の中の「見て見ぬふりをすることが平和に暮らせる方法」みたいな社会の仕組みを実感しました。
そして、もうあきらめていたけど自分がずっとやりたかった絵の学校に行くしかないな、と思い日本で一番授業料の安い絵の学校を探し、セツモードセミナーに入ったのでした。そこでツレと知り合ったわけです。
まあ、その後もいろんなアルバイト(工場の季節労働者、かばん屋さん、夜間の皿洗い、工事現場のまかない)をしながらセツモードセミナーに通ったわけですが、今わかることはやっぱり人生自分のやりたいと思ったことをやらないとうまく進まないのではないかなあと言うことです。適当にダラダラと何の目標もなく生きていた頃はろくなことがなかったなあと思うのです。
どうですかね?こんないい加減な私の過去、読んでみたいかな?
細川貂々のHPはこちら
http://www.hosoten.com/