台湾版どーすんの?私

台湾版「どーすんの?私」の見本が届きました。
台湾版どーすんの?私

表紙を見てびっくり、私の好きな台湾の作家さん「張妙如」さんが推薦文を書いて下さってるのです!
こんなことってあるのですねえ。

張妙如さんの本は、数年前、台湾旅行に行ったお友達が「てんさんが好きそうだから」とおみやげに買ってきてくれました。
↓これです。
めいせいかるる

「明星花露露(めいせいか るる)」は台湾語なので内容はなんとなくでしかわかりませんが、ルルという女の子ががんばってスターになる、というようなお話です。
ゆるい感じの線や絵が好きで、台湾の本屋さんから他の本も取り寄せたりしました。

その後、自分が集めていたガラス瓶の中に、この「明星花露露」の表紙の原案になったというガラス瓶が入っていたことが判明。
↓これです。
めいせいかるる瓶

銀座のアンティークモールで古いガラス瓶まとめて30本くらい買ったときに、中に入っていたようです。

こういう出会いもあるもんですねえ。

ちなみに帯の推薦文はこう書かれているそうです。

●張妙如さん

「細川貂々のものがたりは、ほとんどそのまま私のものがたりだ!
 だから、この本を読み終わって、私も大声で言いたくなった:
 これでいいじゃん! 生活には、こんなスパイスがあるから、味わい深いんじゃん!
 もし、あなたの人生にこんなスパイスはいらないと思うんだったら、おめでとう!あなたの人生は順風満帆。
 もし、あなたの人生にスパイスが効いていても、慌てることはないよ、
 そのステキな味わいを力いっぱい抱きしめてみて!」


●史丹利さん(人気ブログ作家)

「もし、あなたが未来を疑っているなら、ちょっとこの本を読んでみて!
 自己啓発書を読んだみたいにヤル気が出てくることはなかったとしても、
 きっととっても楽しくなっちゃうから。そして、人生で、「楽しい」ってことより、大切なことがある?」
本のお仕事 | - | -

セルロイドのゆめちゃん

「てんてん手帖」でご紹介した、日本でただ一人のセルロイド人形を作ってるセルやさんが、50年ぶりに新作を発表しました。
ゆめちゃん
名前を「ゆめちゃん」と言います。
座った姿勢で高さが16.5センチあります。
今まで作っていた「ミーコちゃん」より倍以上の大きさ。

軽く「新作を作りました」と書きましたが、セルロイド人形を作るためには鋳物で作った型が必要なのです。ということは、型から作った……ということなのかな?

以前、セルやさんに「てんてん人形をセルロイドで作りたい」とお願いしたところ「とんでもない!」と却下されてしまったことがあります。(もう型を作る職人さんもいないし、お金もすごくかかる)
そのくらい新しい型を作るのは大変なことのようです。

なので、新しいセルロイド人形を生み出すということがどれだけ大変なことか、少しは理解しているので、このゆめちゃんを作り出すことも大変だったのだろうなあと思いました。
ゆめちゃん、この世に誕生できてよかったねえ。

ゆめちゃんはセルやさんのサイトで購入可能です。

「セルロイドドリーム」
http://www.celluya.com/
レトロ系 | - | -

佐藤初女さんの講演会

お隣の行徳で佐藤初女さんの講演会があるというので行ってきました。
佐藤初女(さとうはつめ)さんは弘前市で「森のイスキア」という疲れた人をいやしてくれるお宿を運営している人です。

初女さんとの出会いは、今年のお正月に見た「かもめ食堂」がきっかけ。
「かもめ食堂」の中で、主人公がメニューにおむすびを入れるシーンがあって、「おむすびは日本のソウルフードだから」というセリフがありました。
それを聞いたツレが、「佐藤初女さんという人がいて、その人のにぎったおむすびを食べると不思議と元気が出るのだそうだ」というような話をしました。

それから数日後、NHKのハイビジョン放送で「森のイスキア」を取材したドキュメント番組を放送しました。その番組ではじめて佐藤初女さんを見ました。
「森のイスキア」のことは田口ランディさんのエッセイにも出てきていて、そちらも読みました。

「弘前は遠くて行けないけど、佐藤初女さんにお会いできたらいいな」と、心の中でずっと思っていました。

そしたら、今日、お隣の街に佐藤初女さんが講演会をしにやって来たのです!

初女さんは88歳だそうで、でもしゃきっとして、1時間きっかりお話をされて、とてもお元気でした。

いろいろ心に残る言葉をいただいたのですが、一番印象が強かったのは「出会いがあるから再会がある」です。
「出会いがあるから別れがある」はよく聞くのですが、「再会がある」は目から鱗でした。
確かに、初女さんのことを知ってから今日まで本当にご本人に出会えるとは思ってなかったので、そのお話を聞きながら「そうかもなあ」と納得しました。

家に帰ってきておむすびが食べたくなったのでツレに「夜ゴハン何?」と聞いたら「トマトパスタだよ」という返事でした。がっかりでした。(まあ、トマトパスタはおいしかったですけど……)
とりあえず日記 | - | -

ありがとうございます

「ねたみパンダが本になるなんてうれしい」というメール、何通かいただきました。
ホントに心の底から感謝いたします。ありがとうございました。

クッキーで連載してたのが、2002年から2004年頃。
あの当時の私を覚えていてくださる方がまだいてくださるのがとてもうれしいです。

本を出す出版社さんがクッキー編集部とも連絡を取ってくれたそうで快く「どうぞ」と言ってくれたそうです。
当時の担当編集者さん、まだクッキー編集部でご活躍されているのですね。(集英社は移動が多いので、もういないということもあるのです)

クッキーでお仕事出来て「わ、これはすごい」と思ったのは、セツの時、同級生だったRさんとパーティーで再会できたことです。
Rさんは超有名漫画家Yさんのサポートをしている人で、まさかクッキーのパーティーで再会するとは思ってませんでした。
でも、私は覚えてるけど、あちらは私のことは覚えてないようで(その前にまさかこの場所に当時のセツの知り合いがいるとは思わないでしょう)私は超有名漫画家Yさんの側にいるRさんに声をかけることは出来ず、目の前にいても素通りするふたりでした。

うーん、でもセツの時と全然変わってなかったなあ……。

漫画雑誌の世界ってなんていうか、独特で不思議ワールドだったので(時間も次元も違う感じ)いつか、その時代のことも漫画に描けたらおもしろいのではないかなあと思ったりしてます。
漫画のお仕事 | - | -

ねたみパンダのこと

クッキー時代からのファンのみなさま、お待たせいたしました。
「ねたみパンダ」が本になります。

すごいですねー、私もびっくりです。

ドラマ「ツレうつ」で昔の自分を見て、「昔の自分もちゃんと受け入れよう。そして昔の自分が描いた作品もちゃんと形にしたい」と思いました。

それで、まずクッキーで連載をしていた「ねたみパンダ」を本に出来ないかと思いました。
昔から「ねたみパンダ」のことを知っている編集者さんにそのことを相談したところ「会議にかけましょう」と言ってくださいました。
そして、今日無事に会議が通ったと連絡が来ました。

「ねたみパンダ」は私がマイナス思考クイーン時代に描いた作品で、とにかくなんにでもねたむパンダが主人公です。
このパンダが私自身だったわけなんですけど、でも私は当時何を描いたのかすっかり忘れてしまっていて、読み返したら「なんで、こんなことにまでねたむ?」というつっこみどころ満載の作品でした。
相当ヒネくれていたんですね、私……。
幸せになりたくてしょうがなかったんだなあ……。

改めて原稿の枚数を数えたらかなりの量があるので、すぐにでも本に出きる感じです。
9月頃発売を目標にがんばります。
漫画のお仕事 | - | -

お仕事のことなど

ずっとドラマのことばかり日記に書いてきたので、この辺でまとめて最近のお仕事情報を書きます。

ホーム社のサイトで連載中の「実はボク、コンカツ中です」
第2話が10日にアップされてます。
豆柴君、人気上昇中です。
ぜひ豆柴君のコンカツを応援してください↓

http://www.shueisha.co.jp/home-sha/manga/

17日に発売になりましたオレンジページムック「からだの本」で連載している読者の体験談を漫画にしたページ、「女性の心とライフスタイル」の第6回は「摂食障害」です。
この病気、良く知らなかったのですが、すごくすごく大変でつらい病気なのですねえ。
若い娘さんなどに多い病気なのだそうです。(でも、男性の方もいるそうです)

それから、PHPの別冊ではじまった連載はおかげさまで評判が良いとのことで、当初6回限定だったのがそのまま続くことになりました。

それともうひとつ、マックピープルではじまった連載ですが、こちらもおかげさまで好評とのことです。

いっぺんに新しい連載がはじまったので一時はドタバタしていたのですが、どれも良い感じの滑り出しなのでうれしいです。

今は書き下ろしの本の原稿を書いていますが、こちらは秋くらいに発売予定です。
秋頃にまた新刊が続々と出るかも知れません。
その他のおしごと | - | -

私たちも出演できました

金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」
私たちは出演できないかもと思ってましたが、出演してましたー↓
いぐまと

オークションで8,900円(だったかな?)で落札されていたマトリョーシカちゃん達は典子さんのノートパソコンの壁紙になっていましたね。

3話の見どころは……講演会のシーンで私たちとツレうつ編集者さんが映っていたことでしょうか。(ちなみにツレうつ3代目編集者さんは全話に出演してました。)

このドラマは私のグッズも道具も原稿もそしてまわりの人たちも出演させていただけて、とっても良い記念になりました。
改めてありがとうございました。
とりあえず日記 | - | -

今日で最後

本日、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」第3話の再放送がNHKハイビジョン放送で、午後6時からあります。
これでドラマの放送も最後です。

3話もいろんな見どころがありました。
私たちが映ったシーンもわかりましたか?

また後ほど「見どころ」を教えますね。
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蒲田図書館のイベント

「ツレうつ」がドラマになったことでいろんな「びっくり」することがあったのですが、その中で「昔ネットで知り合いになった人」からメールがきたこともそのひとつです。

昔はネットサーフィンしてたどり着いて「あ、この人のホームページステキ!」と思ったら掲示板に「足跡」を残していったものです。それに気づいたホームページの作者がうちのホームページも見に来てくれてだんだんお友達になっていく……そんなゆるーいネット社会でした。
掲示板で知り合いになった人同士が実際に集まってオフ会やって……懐かしいです。

そういう時に知り合いになったmiaさんから連絡があり、蒲田の図書館で私の企画展をやってくださるそうです。
蒲田図書館企画展

「原点からたどる 細川貂々の世界」
期間 6月12日(金)〜7月8日(水)
場所 蒲田図書館1F 展示室
主催 蒲田図書館

私の自費出版の本をはじめ、単行本、挿絵を書いた本など約40点ほどが展示してあるそうです。

miaさんとはずっとご無沙汰していたのですが、久しぶりにメールが来たら、なんと今は蒲田図書館の館長さんをやっておられるのだそうです。
今回の「ツレうつ」ドラマ化のこともあり、企画展を考えてくださいました。

miaさんは私がネットをはじめた頃に知り合った人で、売れない漫画家時代をよく知っています。なので、私の出した自費出版の本もみんな買って下さってました。
今回の展示ではmiaさんが所有している自費出版本も展示してあります。

miaさん、私の作品の載ったぶ〜けDXも買ってくれて、アンケートハガキも出してくれてましたねえ……。その節は本当にありがとうございました。
あのアンケートハガキって出す人があまりいないので、結構プレゼントが当たるって知ってましたか?
私の母も毎回アンケートハガキを出していましたが、3回に1度は賞品が当たってました。

是非、蒲田図書館に足をお運びくださいね。
おともだち | - | -

合津さんのこと

昨日、NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまて。」の放送がすべて終わりました。
みなさんの感想はいろいろあると思いますが、私はひとこと「ほっとした」というのがすべての感想です。
2月から昨日まで、ずーーーっと気をはって生活してきたので、最近では精神的にギリギリに近い状況でした。(風邪などもひいてしまいました)
根がとても緊張魔で、気が小さいので、私にとって「大それた事」が終わった安堵感が大きいです。

このドラマを企画してくださったプロデューサーの合津直枝さん、本当にありがとうございました。
合津さんとお話してると私の鑑のような人だなあと思いました。
合津さんはきっと私といろんなところが似ているのだけど、私より一歩先を歩いてる方で、合津さんの言うひとことが私の胸にずしんと響くことが何度もありました。

「ツレうつ」という作品が引き合わせてくれたこのご縁に深く感謝いたします。
おともだち | - | -

森岡さんのこと

金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の脚本を書いて下さった方は森岡利行さんという方です。

プロデューサーさんとドラマの打ち合わせをして、私たちが取り入れて欲しいことやこういうのは止めて欲しいということなど要望を出したあと、すぐに森岡さんから脚本が届きました。
あんまり早くてびっくりしました。
そして届いた脚本を読んでいっぱい泣きました。
泣きすぎて疲れちゃうくらい泣きました。

「ツレうつ」「その後」に「イグアナの嫁」のエピソードを取り入れてうまくまとめてあって、私もツレも「すごいなあ」って大感激でした。

その次の打ち合わせで、森岡さんにはじめて会ったので、「素晴らしい脚本でした」と伝えました。森岡さんは「イグアナの嫁」がおもしろい、と言ってくださって、気に入ってくれたようでした。私はそんな風に言ってもらえたこともうれしかったです。

今日はドラマの最終回ですが、森岡さんにはステキな脚本を書いていただけて感謝してます。ありがとうございました。

森岡さんは映画の監督もされています。
私の尊敬する西原理恵子さんの「女の子ものがたり」が今年の秋に公開予定だそうです。

「女の子ものがたり」
監督・森岡利行 原作・西原理恵子 主演・深津絵理
2009年秋 全国ロードショー

こちらも楽しみですね!
おともだち | - | -

2話の感想

NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の2話の感想を何か書かなきゃなあって、ずっと考えてました。

1話は「昔の自分」を直視することで「昔の自分から逃げちゃダメだ」というのを、気づけました。

でも、2話は「うつ病と向き合って行く自分たち」という内容で、まだそれをどう消化していいのか、自分ではわかりません。
あの頃はとにかくはじめてのことばっかりで、一生懸命いろんなんなことに対処していくので精一杯でした。

ドラマはすごく短い時間で、そういうとまどいや葛藤をうまく表現していたと思います。

3話は…どうなるんでしょう。
今からドキドキです。
とりあえず日記 | - | -

再放送のこと

金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の再放送のお知らせです。

第1話「突然の発病」(再) 総合テレビ 6月11日(木)午後4:05〜4:48
第2話「夫婦崩壊!?」(再)総合テレビ 6月12日(金)午後4:05〜4:48
* 国会中継や緊急ニュースなどで休止または変更となる場合があります。

続けて見るとまた発見があるかも知れません。

週刊誌のテレビ評にドラマ「ツレうつ」の話題が載っていたそうです。
すごいですね。

おかげさまで文庫の方もまた増刷になりました。

12日の放送が最終回になりますが、最終回もたくさんの人に見て頂けたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。
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こんなところまで……

金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の第2回の裏の見どころを教えちゃいます。

典子と明の部屋、よーーく見たら私の部屋とそっくりな物(というか私の部屋に置いてある物)がありました。
それはこれです↓
うらたさんの絵
漫画家のうらたじゅんさんの絵です。
この絵は私の部屋に実際に飾ってあるのですが、これとそっくり同じ複製画が私の部屋に飾ってあるのと同じ場所に飾ってありました。

思い返すと確かにスタッフの人が私の部屋に飾ってある絵の写真を撮っていたような気がします。それがこんな風に使われてるなんて……。ああ、びっくり。
うらたさーん、うらたさんの絵もテレビに出ましたよー。

●おこずかい稼ぎに典子さんが描いたペットショップ「さつき」のポスターは、もちろん私が描いた物です。
最初に色の線画だけの絵を描いて、それをコピーして、ドラマではそのコピーに典子さんが色を塗っていました。
完成品は私が色つけした物です。

●絵を描いてるシーンで手のアップだけで映ってるのは私です。
「こんなツレでゴメンナサイ」に貂々さんのペンの持ち方が変だというのが書いてあり、アップになったときの手がそういう手だったので、あれは貂々さんですか?というメールをいただきました。すすす、すごいです。その通りです。

●数年前の典子さんが明さんに原稿を見せてるシーン。
あの漫画原稿はぶ〜けDXという雑誌に初めて投稿した作品です。
「金魚日和」というタイトルです。

私はもう無くしてしまったものかと思っていたら、ツレがしっかり保存していました。
絵も内容も今とは全然違うので恥ずかしかったのですが、でもこの作品は世に出たことがないので、こうして活躍できる場ができてうれしかったです。
ここのシーンは今出ている新刊の「私が結婚できるとは」に出てきます。

●あと、しつこいようですが、イグアナについて。
ドラマではすぐに明さんと典子さんになついているように見えましたが、ふたりがイグと仲良くなるまでは、仲良くなるためのいろんなコミュニケーションを取って、やっとあのようになれたのです。
その辺が省略してあるので、誤解されないようお願いします。
何度も申しますがイグアナを飼うことは大変です。安易に飼おうと思わないで下さい。
この辺の様子については「イグアナの嫁」に書いてあります。
とりあえず日記 | - | -

五十五えもん3巻

本日、私が挿絵を書かせていただいてる「大ドロボウ五十五えもんシリーズ」の第3巻の発売日です。
五十五えもん3巻

「大ドロボウ五十五えもんの一日けいさつ署長」

作・吉田純子
絵・細川貂々
ポプラ社刊
1,050円(税込み)

今度は五十五えもんたちが一日けいさつ署長になっちゃうお話です。
ドロボウなのになんで?
その疑問は本を読んで見て下さい。
おもしろおかしいお話です。
挿絵のお仕事 | - | -

マトリョーシカのこと

第2話でも大活躍していたマトリョーシカちゃんですが、それについてご質問が来ましたのでお答えします。

昔、「やりたいことなんでもやってみよう!」という時期に自分の欲しい物をみんな手作りしてました。
その中で「マトリョーシカの絵付け」もしていました。

当時はものすごくたくさん絵付けをしていたので、それを自分の展覧会やグループ展などに出展して販売していました。
お台場のビックサイトで開かれている「デザイン・フェスタ」というイベントにも店を出して販売していたこともありました。

手元に残ってるのは「どうしても売れない」という、今回ドラマ出演した20個入りのマトリョーシカと、はじめて絵付けした10個入りと、七福神マトリョーシカ(7個入り)だけです。

本当はこの10個入りと、七福神もドラマのどこかに出演できれば……ということでスタッフの方にお預けしていました。
でも、ちょっと出番がなかったようです。

ということで、昔は販売していたのですが、今はもう販売してません。
でも、マトリョーシカの絵付けは楽しいので、いつか時間ができたり機会があればまた作るかも知れません。
とりあえず日記 | - | -

2話もおもしろかったです

NHK金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」2話を昨日見ました。
自分のことをドラマにしてるのでやっぱりすぐには客観的に見られません。
でも、それでも「おもしろかったなあ」と思いました。

またまた見所がいっぱいあるのですが、月曜日の再放送が終わってからこちらに書きますね。

月曜日(8日)のハイビジョンの再放送は時間が変更になって5時からだそうです。
昨日の放送を見逃してしまった方は是非、こちらを見てくださいね。
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本日2話の放送です

本日、金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」第2話の放送です。

金曜ドラマ
「ツレがうつになりまして。」第2話
NHK 夜10時〜

2話はまだ私も見ていないので、どんな内容なのかドキドキしてます。

ずっとずっと自分が気づけなかったことをこのドラマを通して気づけているで、今回もドキドキしつつも、また何か自分の成長の手がかりがあるのではないか?とワクワクしてます。

ドラマの反響が大きくなるにつれて「ああ、ツレうつは私の手元から離れていってるのだな」と感じます。
自立するコドモを見守る親というのはこういう気持ちなのでしょうか。

私は私でしっかり私の人生を歩んで行かなくてはいけません。

今夜の放送も楽しみですね。
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私の感想

ドラマ「ツレがうつになりまして。」第一回を見た私の感想です。

「最低……。昔の私。」

はじめて見たのはNHKの試写室でしたが、もうその場にいたたまれなく、しかもこの主人公は私だってここにいる人たちみんな知ってる。どうしよう。はずかしい!早くここを立ち去りたい!と思いました。

ドラマを見た人から「こんなダメ嫁じゃ夫はうつ病になるよ」と家族に言われたというメールもいただきました。

うつ病の取材を受けたとき、何度も何度も「どうして病気になるまで気づかなかったのですか?」と質問されました。その時の私は「どうしてかわからないけど気づかなかったんです」と答えましたが、今なら答えがわかります。

「自分のことしか考えてない最低な人間だったから」

ツレがうつ病になった時の様子をドラマという形で見ることになり、はじめてそれがわかりました。

自分では気づいてないけど、ずーっとそんな感じでまわりに気遣いの出来なイヤなやつだったんだろうなあ私。
知らずに周りの人も傷つけてしまっていたのかも。

私個人としてはそんな風に「自分」を知ることが出来て気づくことが出来たので、このドラマを作ってもらってものすごーーーく感謝してます。
ありがとうございました。合津さん。

そして、「うつ病って精神的に弱い人がなると思ったけどそうじゃないんですね」という感想もいただいてます。
このドラマを見て少しでも「うつ病」のことを知ってもらうことが出来ていることも、ものすごーーく感謝しています。
ホントにホントにありがとうございます。合津さん。

1話の典子さんはあんなダメ嫁ですが、2話からどんどん成長していくのでどうか暖かく見守ってください。
とりあえず日記 | - | -

感想ありがとうございます

NHKの「ツレうつ」サイトの方にたくさんの感想を送っていただき、ありがとうございました。
ドラマの放送前は書き込みが30件ほどだったのに放送後は180件に増えていてびっくりしました。こんなにたくさんの方に送って頂けてうれしいです。感謝してます!

おかげさまで文庫版「ツレうつ」「その後のツレうつ」も増刷になりました。
本の方も読んで頂けてうれしいです。ありがとうございます。

今日は「大ドロボウ五十五えもん」の3巻が完成したのでポプラ社に行ってきました。
完成のお祝いのお食事会です。
作者の吉田純子さんに久しぶりにお会いして、いろいろお話をしました。
吉田さんにもドラマの宣伝をたくさんしてもらったので感謝してます。ありがとうございました。

3巻の「一日けいさつ署長」もすごくおもしろいので、たくさんの人に読んでもらえるといいですね!
とりあえず日記 | - | -

私たちも出演してました

金曜ドラマ「ツレがうつになりまして。」の第一回の裏のみどころを教えちゃいますね。

●窓際に置いてあった人形、そして部屋の真ん中の棚に置いてあったマトリョーシカです
人形とマト
この子達は「イグアナの嫁」の真ん中辺のお話に出てきた「やりたいことをやってみよう!」と思った時期に作った物です。
人形は人形教室に通って作ったのですが、マトリョーシカはロシアの市場で売られている型を買って(輸入してる業者がいるのです)それに絵付けしてます。
このマトリョーシカは5個しかありませんが、本当は20個入りの大物です。
「20個はちょっと多すぎる」ということでテレビ写りの良さそうなサイズの5個だけを使いました。
典子さんお菓子入れに使ってましたね。

●部屋の奥の方にある机の上にはってあるたくさんの紙は私のアイデアスケッチでした。(コピーですが)
撮影見学に行ったときに部屋の中を見せてもらって気づきました。何冊か私のスケッチブックをお貸ししたので、「ほー、こんな風に使ってくれたのかあ」とうれしかったです。

●典子さんが描いてる漫画原稿、あれがなんだかわかる人はいないと思うのですが(でもひとりくらいいたかも)あの原稿は昔、別冊ヤングユーという漫画誌に載せた「恋愛のムスメ」の原稿です。
原稿をコピーしてそれを元に新たに鉛筆書きの下書きを作り、それに典子さんがペン入れしてます。
この漫画は地味だったので本当に打ち切りになった漫画です……。

●典子さんが「打ち切り」を言い渡される出版社のシーンに「ツレうつ」3代目の担当編集者Tさんが映ってます。

●クリニックの先生は本当にあんな風な格好でさっそうと自転車に乗ってます。
クリニックにも水槽が置いてあったので、それを見たモデルになった主治医の先生が「あ、ちゃんと水槽置いてあるね」と言っていたそうです。(主治医の先生についてはツレのエッセイ「こんなツレでごめんなさい」に書いてあります)

●ガンちゃんについてですが、「イグアナの嫁」では「ガングロのガンちゃん」ですが、ドラマでは「がんばってるからガンちゃん」になってます。
これはドラマの設定が現在になっており、ツレの発病の時期(今から3年前)にはもうガングロの女子高生は存在しなかったからだと思います。

●イグアナ飼育についてですが、「イグアナの嫁」では詳しく書きましたが、ドラマの中では説明が出来ないので補足です。
私たちは簡単にイグアナを飼ってしまったわけですが、実際に飼ってみてわかったことはイグアナ飼育はすごく大変です!
だから、ドラマを見て「あ、簡単そう」と思って安易な気持ちで飼わないで下さい。
もしどうしても飼いたかったら事前にイグアナのことをよく勉強して、飼育に必要な物を揃えて、そして飼った以上は何があっても死ぬまで飼い続けてください。

●ドラマの中で流れる吉松隆さんの曲は「5月の夢の歌」と「ベルベットワルツ」です。
とりあえず日記 | - | -