感想をありがとうございます

22日に発売された『生きづらいでしたか?』の感想が届いてます。ありがとうございます。

「やっとテンさんの言ってる当事者研究がなんなのかわかりました」と言ってくださった人がいました。
わかってもらえてよかったです!
それから「ぼっち研究」を私もやってみようと思ったと言ってくださった人もいました。
「ぼっち研究」はとっても役に立つのでやってみてください。

「身体的知性」
「人間とは弱さを託されたもの」
「人 と こと をわける」

というような「べてる」で学んできたこと、「そーね」で学んだことをいつも頭の片隅に置くようにして、私は人をすぐに怒ったり嫌ったりするのはやめようと思いました。
人間はみーんな弱いところを持ってる。
ムカつくこともあるけど、それは「人とその人がやってる事」を分けることで客観的になれる。
そんでもってこれはもちろん自分にも当てはまる。
私は今まで「失敗=自分が悪い」と考えていたけど、それもやめようと思いました。
「失敗」は事だから「私」という人と切り分けて考えようと思いました。
そうすることで、「じゃあ、どうしたら良かったのかな?次はどう進めたら良いのかな?」と頭を切り替えられるようになりました。

自分の感情を抑えると「我慢」という形でストレスがたまるので、ちゃんと怒る時は素直に怒って、でもすぐに気持ちを切り替えて(切り替えるために私は信頼できる人に愚痴を言います)その都度自分の中で調整しながら怒りと上手くつきあうようにしようと思ってます。
こんなふうに自分のことを冷静にとらえられるようになったのは、この仕事をさせていただいたおかげだと思ってます。
なので、私がこの本を書くことは人生で必要なことだったんだろうなあ。

あとがきにも書きましたが、今後は当事者研究をはじめたいというのが目標です。
今、場所を探してるところです。今すぐには無理なのでじっくり準備しながら時を待ちます。
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『生きづらいでしたか?』

またまたご無沙汰してしまいました。
新刊が発売されます。

『生きづらいでしたか?」
2月20日配本(22日頃書店に並ぶ予定です)
1200円+税
平凡社刊

すでに読んでくださった、本にも登場してる多谷ピノさんがブログに感想を書いてくださってます。
ぜひ読んでみてください。

https://ameblo.jp/pinotatani/entry-12441466857.html
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PTAのこと

私は今年はPTAで役員決めの担当をしています。そろそろ役員決めのルールや書類を制作して、説明会を開く時期になりました。
私はPTAの役員の決め方の仕組みをあんまり良くしらなかったのですが、今年は仕組みがだんだんわかってきたので「なんじゃこりゃあ、なんでボランティアなのに人を縛り付けるようなことしてるのだ?」と、ムカムカしてる状況です。

だけど私は副会長で本部の立場なので「こんなこと、しなくていいんじゃない?」とは言えないですし、言ったところで今はどうにも出来ないので、役員決め担当のみなさんのがんばってる準備の様子を影から応援しているだけです。

でもPTAは任意でボランティアのはずなのに、みんながこんなに大変な思いをして悩みながら苦労してまで役員決めのルールを作ったり守ったりしてるのはおかしいと思います。

PTAの話をするとたいていの人が「ひどい目にあった」と嫌な顔をするんですけど、どうしてそういう「嫌な目にあう」ようなことが70年以上も続いてきてしまってるのかというと、任意団体でボランティアだということを知らない、ということと、1年限りで終わるから変えようがない、ということが理由なんじゃないかなあって思います。

私も1年目はわけがわからず目の前のやらなきゃいけない活動をやってるだけで周りを見る余裕はなくて(そもそも人と向き合う練習のためにPTA本部役員に立候補したので、人とどうやって接したらいいか?の方ばかり必死にやってました)、2年目でやっと「ああ、こんなに変なところなのか」とわかってきました。
PTAはやり方を変えればもっと面白く出来るんじゃないかなあ、とやっと思うようになってきました。
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